分極およびドメイン構造を制御することで、単一分域構造を越える優れた特性が得られることが判明し、様々なフェロイック材料開発におけるブレークスルーとなることが期待されている。さらに、分極・ドメイン構造制御技術も新規手法の開発や改良が大幅に進み、この動きを強く後押ししている。当セッションでは、材料開発、観察技術、理論、応用など各方面の研究者に横断的に参加いただき、この分野の最近の進捗について討論するとともに、誘電体、磁性体などのフェロイック材料のドメイン制御による物性向上や新機能性材料の開発の可能性について議論する事を企図している。